聞き方でコミュ力を向上させる

コミュニケーション能力の向上を果たすには聞き方を鍛えていく必要があります。聞き方は話し方と違い、意識を変えるだけで大幅に向上することが出来る能力です。ここでは、聞き方に対する意識の変え方や、簡単なテクニックについてご紹介します。

聞き方でコミュ力を向上させる

バックトラッキング

バックトラッキングとはおうむ返しのことです。相手の話をそのまま、おうむ返しするのです。人は自分と似たような人に共感を持つ性質があります。バックトラッキングをすると、話し相手は無意識のうちに自分と似た話し方をするあなたに親近感を抱くようになります。
ただし、注意していただきたいことはバックトラッキングは無意識に働きかけるため、過度に使うと相手の意識に残ってしまうので意味がありません。逆に、自分の真似をされているという不快感が生じてしまう可能性もあります。そのため、バックトラッキングをする時には、自然に取り入れることが大切です。そうすることで、コミュニケーション能力は劇的に向上します。

ユア・クエスチョン

ユア・クエスチョンとは相手がどのように感じているのか?思っているのか?というように相手の気持ちにベクトルを合わせた聞き方です。例えば、「あのドラマ面白かったよね?」と聞かれるよりも、「あのドラマみてどう感じた?」という質問の方が、話し相手としては話を進行しやすいはずです。これは、話し相手の気持ちにベクトルを合わせているからです。自分の聞きたいことを聞くのではなく、相手の気持ちに寄り添い聞くことがユア・クエスチョンとなります。

トーク番組でお勉強

トーク番組は聞き方の勉強をする上ではとても貴重な情報の宝庫です。特に長く続いているトーク番組ほど、司会者の力量に安定感があるのでおすすめです。そしてトーク番組を見る上で注意してほしいのが、司会者がどのように耳を傾けているのか?ということです。どんなトーク番組でも司会者が一方的に話を進めるトーク番組はありません。司会者が巧みにゲストの話を引き出して進行していきます。この時に、バックトラッキング、ユアクエスチョンなどの技術をどのように使って話を聞いているかに意識を向けてください。司会者の話を聞く技術に意識を集中してテレビ番組を見ていると、どのような司会者も話を聞く技術を意図的に使っていることがわかると思います。
しかも、そのレパートリーはそれほど多くはありません。もちろん、司会者によってパターンや癖は異なります。ですが、技術的な事はそれほど多くないことに気がつくと思います。コミュニケーション能力向上を目指すならトーク番組の聞き方を意識的に勉強することがとても大切です。

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